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世界の機関投資家が 「2026年は日本」と 名指しする理由 グローバル資金が大阪へ向かう構図

◆ 旭森観察室 · ASAHIMORI OBSERVATORY ◆
GLOBAL PERSPECTIVE · VOL.21 · 2026.06.02
世界の機関投資家が
2026年は日本」と
名指しする理由
グローバル資金が大阪へ向かう構図
🏦
Morgan Stanley
「日本は特に魅力的」
✈️
Hines ($91.8B)
「Cleared for Takeoff」
📊
JLL
「アジア太平洋が需給逼迫」
🌐
PGIM
「取引量の回復を予測」
世界の主要機関投資家が揃って2026年を「不動産の転換点」と位置づけ
そして日本を有望市場として名指ししている

——彼らが見ている構図を、在日華人投資家の視点で読み解く
なぜグローバル資金は今、日本そして大阪に向かうのか

世界最大級の投資機関が、口を揃えて「2026年は日本」と言っています。

モルガンスタンレー、Hines、JLL、PGIM——運用資産が兆円・数十兆円規模の世界的な不動産投資機関が、2026年の最新レポートで揃って「不動産市場の転換点」を宣言し、その中で日本を有望市場として名指ししています。彼らがなぜ日本に注目するのか。そのグローバルな視点を理解することは、在日华人投資家が「自分が今いる市場の本当の価値」を客観的に把握する助けになります。本号では世界の機関投資家の視点から大阪を位置づけます。

🏦
SECTION 01 · VOICES

モルガンスタンレー Hines JLL 日本 不動産 2026 レポート

世界の機関投資家が語る「2026年は日本」

まず、世界の主要機関投資家が2026年レポートで何を語っているかを見ていきます。

🏦Morgan Stanley Investment Management
2026年を「転換点(inflection point)」と位置づけ、評価額と取引活動の両方で回復が始まると予測。米国の成長機会に加え、「リフレと企業改革に牽引される日本」に、ますます魅力的な投資機会を見ていると明言。
✈️HinesAUM $91.8B
2026年レポートのタイトルは「Cleared for Takeoff(離陸準備完了)」。2025年に不動産が「静かに底を打った」年であり、2026年は「資本がそれに気づく年」になると予測。特にアジアが世界の成長エンジンとして米欧を上回ると見込む。
📊JLL Research
アジア太平洋では日本・シンガポール・韓国で需給が逼迫していると分析。世界的に新規建設の減少がオフィスセクターで顕在化し、大型空間を求める利用者が「選択肢の減少と賃料上昇」に直面すると予測。
💡 共通するメッセージ:これらの世界的機関投資家に共通するのは「2026年は不動産の転換点であり、日本は最も魅力的な市場の一つ」という認識です。彼らは数十兆円を動かす立場から、世界中の市場を比較した上で「日本」を選んでいます。在日华人投資家は、その「世界が注目する市場」にすでに居住しているという有利な立場にあります。
🏗️
SECTION 02 · STRUCTURAL

建てるより買う 安い 供給制約 不動産 2026 世界

世界共通の構造変化:「建てるより買う方が安い」時代

モルガンスタンレーが指摘する、世界の不動産市場を貫く最も重要な構造変化があります——多くの市場で「新しく建てるより既存物件を買う方が安い」状況になっているということです。

🔨 新築 VS 中古 · 世界的なコスト逆転
BUILD · 新築
🏗️
建築費高騰·人手不足·資材高で新築コストが上昇。採算が合わず新規着工が抑制
BUY · 中古
🏢
既存物件を買う方が安い。将来の供給制約が中古の希少価値を押し上げる
建築コスト高で新規プロジェクトが正当化しにくく、将来の供給が制限される
これが「不動産サイクルの次の局面を長期化させる」とモルガンスタンレーは分析

この「建てるより買う方が安い」という現象は、世界中で同時に起きています。そして日本——特に大阪——はこの構造が最も鮮明に表れている市場の一つです。近畿圏の新築供給が前年比42%減(VOL.20)、首都圏が1973年以降最少(VOL.16)という数字は、まさにこの世界的トレンドの日本版です。

💡 在日华人投資家への含意:世界の機関投資家が「中古・既存物件」に注目している理由と、旭森観察室がVOL.03から「大阪都心中古」を推奨してきた理由は、完全に一致しています。新築供給の制約は世界共通であり、既存の優良物件の希少価値が高まるのは日本だけの現象ではなく、グローバルな構造変化です。
🌊
SECTION 03 · TRENDS

世界 不動産 6つの潮流 2026 JLL トレンド

JLLが示す2026年・世界不動産の6大潮流

JLLが2026年の世界不動産市場を再形成する「6つの潮流」を挙げています。それぞれが日本・大阪にどう関係するかを整理しました。

💡 6つの潮流のうち、大阪は5つ以上で恩恵を受ける立場にあります。特に「供給不足」「体験価値」「データセンター」の3つは、IR開業・梅田再開発・夢洲開発という大阪固有の要因と重なり、世界的トレンドの恩恵を増幅する構造になっています。
💸
SECTION 04 · CAPITAL FLOW

グローバル資金 日本 大阪 流れ 海外投資家 2026

グローバル資金が大阪に向かう4ステップ

世界の機関投資家の資金が、どのような経路で大阪に向かうのか。その流れを整理します。

🌐 グローバル資金 → 大阪への流れ
1
世界的な金利低下局面
欧米で利下げが進む中、機関投資家が「利回りを生む不動産」への配分を増やす。固定利回り投資の魅力が相対的に高まる。
2
日本が「リフレと企業改革」で選ばれる
モルガンスタンレーが指摘する通り、デフレ脱却と企業ガバナンス改革が進む日本に、グローバル資金が集中。海外ファンドの日本回帰(VOL.15)が加速。
3
機関投資家は大型物件・一棟を取得
海外ファンドは東京・大阪の大型オフィス・一棟賃貸マンションを取得。これが地価と賃料の底上げにつながる。
4
個人投資家は区分マンションで恩恵を受ける
機関投資家が直接競合しない「区分マンション3,000〜6,000万円帯」で、在日华人個人投資家が地価・賃料上昇の恩恵を競合なしに享受できる。
💡 個人投資家の絶妙なポジション:世界の機関投資家が大型物件で市場全体を底上げする一方、彼らは区分マンションの小口物件には手を出しません。在日华人個人投資家は「機関投資家が作る上昇トレンドに乗りながら、彼らと競合しない価格帯で動ける」という絶妙なポジションにいます。VOL.15で示した「POLE 2(外国人現金組)」の優位性が、グローバル視点からも裏付けられます。
💡
SECTION 05 · CONCLUSION
旭森観察室 VOL.21 の3つの結論
💡 結論①:世界が「日本」を選んでいる——在日华人はその市場に既にいる
モルガンスタンレー・Hines・JLL・PGIMという世界最大級の機関投資家が、数十兆円を動かす立場から世界中の市場を比較し「2026年は日本」と結論づけています。在日华人投資家は、世界が注目するこの市場に既に居住し、言語・文化の壁なく投資できる立場にあります。これは見過ごせない優位性です。
💡 結論②:「建てるより買う」は世界共通——大阪中古はグローバルトレンドの最前線
新築コスト高で「既存物件を買う方が安い」という現象は世界中で起きています。旭森観察室が一貫して推奨してきた「大阪都心中古」は、日本固有の話ではなくグローバルな構造変化の最前線にあります。世界の機関投資家と同じ論理で、同じ方向を向いて投資できます。
💡 結論③:機関投資家が市場を底上げし、個人が競合なしで恩恵を受ける
グローバル資金は大型物件で市場全体を押し上げますが、区分マンションには手を出しません。在日华人個人投資家は「世界の機関投資家が作る上昇トレンドに乗りながら、彼らと競合しない価格帯で動ける」最も有利なポジションにいます。世界の視点から見ても、今の大阪都心中古 × 現金購入という戦略は理にかなっています。
ASAHIMORI · 旭森不動産
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